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Human Interface Symposium 2005 発表
「モバイル体験を繋ぐ情報モデルのインタフェース提案」

宮南雅也、藏野文子、鶴本顕一郎

背景

写真:発表の様子

カメラ付携帯電話の普及に伴い、あらかじめ「撮ろう」と思った写真だけでなく 普段のなにげない日常の中で見つけた情報を、映像や音で記録する ことができるようになった。
2004年、2005年と大文字の送り火の中継をカメラ付携帯電話を用いて 行ったが、これは送り火という特定の目的・イベントであり、他の人に 「中継する」ことを目的に行っていた。 これをより一般化するとどうなるか考え、HIS2005 で対話発表を行った。



システム概要

説明図:システム全体構成図

  • カメラ付き携帯電話で写真を撮影し、適当なコメントをつけて所定のメールアドレスに送信
  • サーバ側では、メール本文を形態素解析し、キーワードを取得、設定。また画像処理もあわせて実行
  • PC上で、MacromediFlash にて実装したインタフェースで記録した情報を閲覧

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インタフェースの特徴

画面:自分を中心として、他の人との関係で情報が表示されている様 画面:同じキーワードをもつ写真がハイライトされている様

ゆるやかな検索・共有

ウェブサイトのサーチエンジンのように具体的なキーワードを入力して積極的に「探す」のではなく、アナログ的に「眺める」だけでもない、その中間的な情報探索。具体的な方法は下記の通り。

メタ情報で情報を繋ぐ

利用者が任意の情報(写真)を選択した際に、同じキーワードをもつものをハイライトされるようにした。 また興味のある情報をドラッグすると、その近辺にある同じキーワードをもつ情報がついてくるようにした。
例えば自分が花火にいった写真をクリックすると、他の「花火」というキーワードをもつ写真がハイライトされ、 自分がアップしている情報を起点として、他の知らなかった情報に「気付く」きっかけを与える。
また情報は記録者毎におおまかな郡として配置されているので、ある写真を掴んでドラッグするという操作により、 「誰々がアップした」「〜、〜、〜というキーワードをもつもの」という検索を、複雑な入力を 行うことなく、簡単なマウス操作だけで行うことができる。

人と人の関係で情報を配置する

行動を共にすることが多い友人・知人の記録した情報には、自分にも関連したものである可能性が高い。そのような情報もあわせて閲覧しやすいように、人と人の関係で情報を配置した。
人と人の関係は、知り合いかそうでないかをDBにあらかじめ登録した状態で今回の発表を行った。今後は、ソーシャルネットワーク上での友人関係や、メールのやり取りのログを用いることで、行動をともにしている可能性の度合いを、時系列にそって数値化できないか、またそうすることで、より意味のある配置にできるのではないかと考えている。

時間軸での情報のフィルタリング

大量の情報を取り扱う場合、なんらかの基準で情報をフィルタリングして提示することが必要になる。本システムではまずは時間軸に着目し、ある時点から、ある期間の間に記録されたものだけ表示する設定をスライダーを用いて行えるようにした。
例えば先に挙げた花火の場合、具体的なイベントがあればその開催日+数日、夏の間を対象にするのであれば 7/1 から60日間といった形で情報をフィルタすることができる。


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